Q.
自分の希望する仕事があったのですが、年齢制限があるのではと心配しています。応募しても良いのでしょうか。
A.
雇用開発センターからの回答はココをクリック
雇用対策法により、以下の例外（※）を除き、募集・採用で年齢制限をすることは禁止されています。
しかし、実際にはある程度の年齢を想定して求人を行っていることが多く、特に若年者の募集をしている場合、以下の年齢制限の例外3に当たる場合、中高年は対象外となってしまうケースが多いのが実情です。
ただし、企業側は明確な年齢規定を設けている訳ではなく、絶対的なものではありません。あなたが業務に必要な経験やスキル、体力、柔軟性を有していたり、部署の年齢構成のバランス等によっては応募を受付けてくれる可能性がありますので、上記の条件が揃っていれば積極的にチャレンジしてください。
（※年齢制限の例外）
- 定年年齢を上限として、当該上限年齢未満の労働者を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合（60歳定年の会社が、60歳未満の労働者を募集する場合など）
- 労働基準法等法令の規定により年齢制限が設けられている場合（年少者の雇用が制限される労働基準法第62条の危険有害業務の場合など）
- 長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等（おおむね40歳未満、特に35歳未満の若年者）を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合
- 技能・ノウハウの継承の観点から、特定の職種において労働者数が相当程度少ない特定の年齢層に限定し、かつ、期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合（特定の年齢層とは、30～49歳のうちの特定の５～10歳幅の年齢層を指し、相当程度少ないとは、同じ年齢幅の上下の年齢層と比較して、労働者数が1/2以下であることを指します）
- 芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請がある場合
- 60歳以上の高年齢者又は特定の年齢層の雇用を促進する施策（国の施策を活用しようとする場合に限る）の対象となる者に限定して募集・採用する場合