専門実践教育訓練の指定講座が2,243講座に拡大されました

厚生労働省は、教育訓練給付金の対象となる「専門実践教育訓練」の平成28年10月1日付指定講座を決定し、7月29日に、厚生労働省ホームページで公表しました。

この教育訓練は、非正規雇用の若者などをはじめとする労働者の中長期的なキャリアの形成のため、就職できる可能性が高い仕事で必要とされる能力や、キャリアにおいて長く生かせる能力の習得を目的としています。この講座指定は、ほぼ半年ごとに実施されており、今回、平成28年10月1日付で指定したものは、看護師の資格取得を訓練目標とする養成課程など、計152講座で、これまでに指定したものを合わせると、累計2,243講座になります。20歳代、30歳代向けの講座が多く設定されていますが、介護福祉士、社会福祉士、職業実践専門課程(商業実務その他)など中高年の方々も熱心に受講されている講座もあります。なお、次回(平成29年4月指定)の教育訓練施設からの講座指定申請の受付は、10月上旬から11月上旬まで実施し、来年1月末目途に指定講座が公表される予定です。

・今回までに指定された講座の一覧
・教育訓練給付制度(専門実践教育)