ファイナンシャルプラン

ライフプランに合わせてお金の使い方、増やし方を見直す

ファイナンシャルプランとは、お金の計画書のことです。家族構成からライフスタイルなど、今後の家族のライフプラン(人生設計)をたて、それを実現するためにはどのくらいお金が必要で、どうやって資産を作るか……という計画です。

ライフプランをたてキャッシュフローをつくると、人生におけるイベント(出産や入学、結婚、旅行)などに必要な金額、そして退職・年金が支払われる年齢までの貯蓄額が見えてきます。現在の生活スタイルでは目標額に及ばない場合は、クルマの買い換えを控える、家族旅行の回数を減らすなど、ライフイベントを見直しや、現在のレジャー費を抑えるなどの工夫が必要となります。ボーナスや退職金などまとまったお金は、リスクを理解した上で投資に回すのも選択肢のひとつです。

必要以上に保険に加入していませんか。保険の見直し、ローンの見直しも大切です

また、年齢が上がれば、住宅ローンの残高も教育費も減るので、生命保険の世帯主死亡保険金は少なくてもよくなります。定期的に保険の見直しをすることが大切です。2013(平成25)年度の生命保険文化センターの調査では、年間の生命保険料が男性で24.1万円、女性18.2万円。平均より高すぎると感じるのは、無駄な特約が多いのかもしれません。

ライフスタイルによって異なる損害保険ですが、火災保険と地震保険は確認が必要です。建物、家財共に加入しているか再調達価額での契約かを調べ、対策をして下さい。時価契約の場合、せっかくの保険が無駄になることもあります。ノンスモーカー割引やオール電化住宅割引など、各社で割引を用意しているので適用できるかどうかも重要です。

医療保険も、特約をつけすぎては無駄でしょう。安い掛け捨ても選択肢に加えて、プランを立てましょう。

ほかにも、長期にわたる住宅ローンは金利によって総支払い額が大きく変わります。低金利のローンに切り替えたり、返済期間を短くすることも有効です。

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