ライフプラン設計

これからの自分、家族の暮らし方計画をつくってみませんか

「ライフプラン」とは、人生の設計図、計画書という意味です。旅行前には、電車や飛行機の時間やルート、宿泊場所を調べて、大まかな計画をたてるのが一般的です。行き当たりばったりの旅は、ハプニングを楽しめますが、乗り継ぎがうまくできないなどロスが生じたりします。

人生も同様です。気が向くままの生き方も楽しいのですが、結婚・出産やマイホーム購入、退職など、人生のイベント時に、主に資金面で対応しづらくなってしまいます。

自分や家族の未来を計画することで、そのためには何をすべきかが具体的になります。例えば、自宅の改修、建て替えにいくら必要か、資金は十分かが見えてきますし、賃貸派は老後の資金に家賃+更新料をプラスしなくてはならないことがわかります。

人によってプランのたて方はさまざまですが、ポイントとなるのは「何歳で仕事からリタイヤするのか」、「リタイヤするまでの収入額」、「生活資金」、「住宅・教育資金」などでしょう。

ライフプランを実現するためのキャッシュフロー、ファイナンシャルプランも必要です

定年退職や、仕事からのリタイヤによって、生活はガラリと変わります。また、賃貸か持ち家か。子どもの教育にあと何年必要か。老後は静かな暮らしか、趣味や旅行を充実させたいか。具体的な未来図ができたら、そのための貯蓄や独立、再就職のための準備をスタートさせます。

ライフプランだけでなく、給与やボーナス、退職金、生命保険、住宅ローン、年金、資産運用など、現状の支出・収入をもとにキャッシュフローを作成し、今の生活をどう見直せばいいかを確認することで、ライフプランの実効性を高めることができるでしょう。

もちろん、ライフプラン通りの人生を歩む人はまれです。社会の変化などさまざまな要因で、その時々に修正が必要となります。長期プランだけでなく、1〜5年の短期プランや中期プランを作り、定期的に見直しましょう。

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